よもぎ蒸しは、体を温めるだけじゃない

よもぎ蒸しは、体を温めるだけじゃない

よもぎ蒸しがなぜ体にいいといわれるのか。
それは蒸気に含まれるよもぎの成分を体の中に取り入れることができるからです。

よもぎはお茶として飲んだり、お風呂に入浴剤として入れたり、さまざまな方法で体内に薬効を取り入れることができるのですが、とくによもぎ蒸しは粘膜から薬用成分を吸収できるので、皮膚吸収よりも効果が高いといわれているのです。

よもぎの成分を体に入れるなら、お茶やお風呂の方が効果が高そうに感じますが、この蒸気を当てるというのがポイント。

蒸気の中には揮発性の精油成分が含まれており、お茶やお風呂では得られない効果を実感できる方法なのです。

体に働きかけるメカニズム

よもぎ蒸しの蒸気に含まれるよもぎの精油成分は、内外からわたしたちに働きかけ、心や体の不調を整えてくれます。精油成分がどのようなメカニズムとルートで私たちの体に作用していくのかを見てみましょう。

体に吸収されるには、大きく3つのルートがあります。

1.鼻から脳ヘ

精油の香り「芳香成分」が鼻の奥の嗅細胞を刺激し、電気信号として脳の大脳辺縁系→視床下部・下垂体へと直接伝わります。これらは脳のなかでも動物的・本能的な箇所で、記憶や感情などをつかさどり、自律神経やホルモン、免疫にも大きくかかわっています。よもぎの香りを嗅ぐことで気持ちがリラックスしたり体調が変化したりするのはこのためです。

2.肺から全身へ

鼻や口から吸い込んだ芳香分子は気管を通って肺へ入り、肺胞に達します。肺胞は血液中の酸素と二酸化炭素の交換が行われる場所で、そこから吸入されて血液に入り、全身を回っていろいろな組織や細胞に運ばれて作用します。

3.皮膚から全身へ

精油成分は皮膚から吸収され、末梢血管やリンパ管から体内を循環します。

人間の体は皮膚からもたくさんのものを吸収しています。さらに、その吸収率はどの部位かによっても異なるのです。

腕の内側の皮膚の吸収率を1とした場合、他の部位は以下のような吸収率になります。

かかと0.1倍
手のひら0.8倍
3.5倍
3.6倍
膣粘膜(子宮)42倍

驚くべきことに膣粘膜(子宮)は腕の内側の皮膚と比べ、42倍の吸収率なのです!

よもぎ蒸しは、子宮と直結している膣粘膜にも蒸気を当てるため、精油成分をしっかり吸収できます。だから婦人科トラブルにはもってこいなのです。

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