よもぎ蒸しサロンのはじめ方②

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よもぎ蒸しサロンを始める前にやるべき6つのステップ

ステップ1 最低でも5店舗以上のよもぎ蒸しサロンへ行く

まずは、自ら客として、よもぎ蒸しサロンへ行き、よもぎ蒸しを体験しましょう。

体験しながら、どんな道具や備品を使っているか、スタッフの接客はどうか、お店のインテリアの様子など、それぞれの店舗のよかった点や改善した方がいいと感じた点を書き出して、とことん研究しましょう。

最低でも5店舗以上のサロンに行って体験することをおすすめします。

そうすることで、よもぎ蒸しサロンを開業したときに、より質の高いサービスを提供できるようになります。

よもぎ蒸しに特別な技術はいりませんが、サービス業ですので接客スキルを磨いていきましょう。

ステップ2 届け出を行う

よもぎ蒸しサロンを始める覚悟が決まったら、届け出を行いましょう。

といっても、よもぎ蒸しサロンをオープンするにあたって資格取得や保健所などへの届け出は不要です。

個人事業主として開業するのであれば、税務署に開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)を提出しましょう。

※よもぎ蒸し後にシャワーを浴びるためのシャワー室が必要な場合は、温泉施設としての届け出が必要な場合があるので注意してください。(「よもぎ蒸しのやり方」でもお伝えしましたが、よもぎ蒸し後はタオルで拭くだけで大丈夫です。)

ステップ3 宣伝活動

ブログやSNS(Facebook(フェイスブック)Twitter(ツイッター)Instagram(インスタグラム)など)を立ち上げて宣伝活動を行いましょう。

この段階ではまだサロンについて具体的なことが決まっていなくても大丈夫です。こまめに美容法や健康法、日常のちょっとした出来事などを投稿することでフォロワーを増やし、サロンをオープンさせるころにはお店のファンがいる状態にしておくことが理想です。

ステップ4 場所の確保

サロンを開業するとなると路面店で大きな看板を出す、というのが理想ではありますが、自宅の空きスペースを利用する自宅サロンでも十分です。

だいたい6畳程度スペースがあれば、よもぎ蒸し椅子を4台ほど設置可能です。

よもぎ蒸しサロンは、部屋とトイレ、あと水道設備と電気コンセントがあれば開業できます。

ただ注意しなくてはいけないのが、着替える場所の確保です。お客さまのプライバシーがきちんと守られる空間は必ず必要です。

ステップ5 道具や備品を揃える

よもぎ蒸しサロンにとって道具選びは大事なポイントです。

例えば、よもぎ蒸し椅子は海外製の一万円程度のものから国産の十数万円のものまであります。

予算やデザイン、機能性などから好みのものを選びましょう。ただし、海外製のチープなよもぎ蒸し椅子は壊れやすいものも多いようなので注意してください。

長く使用するものなので、あまりケチらず質のいい椅子を選ぶことをおすすめします。

しっかりとした座り心地のいい椅子を選ぶことで、お客さまの満足度が上がります。それにより、リピート率や客単価アップにつながっていきます。

よもぎ蒸しサロンを開業するのに必要な道具・備品リスト

よもぎ蒸し椅子

・よもぎ蒸し用マント

・土鍋

・電気コンロ

・電気コンロの下に敷くマット

・床に敷くビニールシート

・乾燥よもぎ

・水やお茶を置くテーブル

・汗拭きタオル

・スリッパ(洗えるタイプまたは使い捨てのもの)

・カルテ

・ソファまたは椅子、テーブル

・鏡やドレッサー、ドライヤー

あるといいもの

・ハーブスチームテント(あると雰囲気もいいですし、体全体が温まりやすくなります)

・足湯の桶(足湯で足を温めてからよもぎ蒸しをする方がお客さまの満足度も高まります)

・メイク拭き取りシート(お化粧を簡単に落とすことができます)

・本、雑誌(風景の写真集など気持ちが休まるものを選びましょう)

・癒しの音楽

ステップ6 メニューを決める

よもぎ蒸しで施術メニューを決める場合、2つのパターンがあります。

パターン1、よもぎ蒸し専門店としてサロンを開業する場合

よもぎ蒸し椅子を数台置くと効率的な経営ができます。

回数券制を取り入れるのもおすすめです。5回、10回などの回数券を販売することで安定した集客が見込めるでしょう。

パターン2、よもぎ蒸しをオプションメニューとして取り入れる場合

他のメニューと上手に組み合わせることによって、プラスαの利益を出すことができます。

<例えばこのような施術メニューができます>

・足湯→よもぎ蒸し→フェイシャルエステ

・足湯→よもぎ蒸し→アロマボディトリートメント

エステやトリートメントとよもぎ蒸しを組み合わせることで、リラクゼーションや美容、健康面での相乗効果も期待できます。

価格設定のコツ

よもぎ蒸し1回あたりの相場は3000円~5000円。

小さなサロンを開業する場合、低価格で勝負するのはNGです。

価格を下げるより、親切な接客、洗練された知識、質のいい道具や備品を揃えて誠実なサービスを提供した方がお客さまの満足度は上がります。

その結果、店のファンが増え利益につながるわけです。

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